lundi 6 avril 2009

7マレ高校でデモンストレーション

土曜日は高校で日本語教師をしていらっしゃるRさんの学校でデモンストレーションでした。

Rさんと日仏ハーフのお嬢様がお稽古にいらしたのは去年の冬、お嬢様のゆきちゃんはフランスの現地校に通っていて、どんどん日本文化を忘れてしまっていることを危惧したRさんはお嬢様に茶道の稽古をさせたいということでいらっしゃいました。
今ではお稽古の日は家に帰ってパパに『お先に』とか『お相伴いたします』なんて、まさか日本でも7歳の子供が使わないような綺麗な言葉を使って、ご両親を驚かせてくれるようです。


学校に到着すると、生徒さんがたは声をそろえて 『高岡裕子先生、こんにちは。』 『どうぞ宜しくおねがいします。』 と言ってくれました。みんなこの日のために練習していたのでしょう。 すごく嬉しくなってしまいました。
この日は学校見学の日でしたので学生やご両親がたくさんいらしていましたが、11時からの『茶道デモンストレーション』はたくさんの方が見に来てくださって大盛況でした。
これもマンガのお陰でしょうか、フランスの高校生たちは日本語を覚えるのも一つのファッションのようです。 男の子たちは、「先生、ナルトって知ってる?」とか、私の知らない日本のマンガの話などをしてくれました。 マンガも、もう立派な日本文化なのですね。

自分達の名前をカタカナで書いたり、『愛』なんて字は難しいのにも関わらず上手に書けています。

『私は日本が好きです。』なんて嬉しい言葉!

剣道をしているセバスチャン。
まだ始めたばかりなそうですが、立派に胴着を着ていますね。